ローカルビジネスのためのWEBマーケティング

WEBマーケティング

こんにちは!

今日は、WEBマーケティングについて、最近本から得て、私自身も実践中の知識をまとめていきたいと思います。

ちなみに参考にさせていただいた本はこちら
ローカルビジネスのためのWebマーケティングが基礎から学べる本」です!

マーケティング会社に転職してからというもの、担当させていただいているクライアントさんの多くはローカルビジネスの経営者さんです。そのため、クライアントさんへのまだまだかけだしではありますが、マーケターとしてクライアントさんのビジネスに貢献するべく購入したのがこの本でした。

タイトル「ローカルビジネス」ですが、このように定義させていただきます。

ローカルビジネス=特定の地域を商圏として、商圏内の住人や商圏内で生活する人を顧客の大半とするビジネスのこと。

例えば、飲食店や小売店、もっと小規模なところでいくと、小売店の一角を間借りしてアクセサリーなどを販売している作家さんとかもローカルビジネスに含まれますよね。

住宅・不動産業や、士業(弁護士さん・税理士さんなど)、サービス業(エステサロンや美容院、整骨院)なんかもこれに当てはまります。

なぜ、ローカルビジネスにWEBマーケティングが必要なのか。

きっと、この記事に辿り着いてくれたあなたは、ローカルビジネスを経営されている方か、これから始めようとしている方なのか、もしくはそういう方向けにマーケティングを提供する側の私のような立場の方なのではないでしょうか?

なので、WEBマーケティングの重要性は十分分かっていらっしゃるかと思うのですが、一応確認のために書いておきます。

ローカルビジネスは地域密着型のため、知り合いの紹介や利用者の方の紹介、チラシなどを通した集客で来店されるお客様も多いはず。つまり、同じローカルビジネスの経営者さんは、WEBやSNSでの集客にそんなに力を入れていない方がまだまだ大半なのです。

だからこそ、今から取り組んでおくとおくと勝算があるというわけ。

WEBマーケティングは商圏の広いビジネスだけに適したものではなく、使い方によって、さまざまなビジネスに対応できるのです。

これから真剣にWEBマーケティングに取り組むことで、既存顧客に対してはさらに深くアプローチでき、再来店を促したり、来店頻度を上げてもらうような効果を期待できます。
また、未開拓の顧客にも、認知してもらったり、来店につなげたりできるのです。

WEBマーケティング成功の基本公式

WEBマーケティングの成功の鍵を握るものには下記の2つの要素があります。

それは「見込み客からのアクセス数」と「成約率」です。

この2つの要素は次のような公式を作り出します。

見込み客からのアクセス数」×「成約率」=「お問い合わせ数」や「予約数

例えば、自社のWEBサイトへのアクセス数が月に200件の飲食店があったとします。
WEBサイトにはメニューや店内の写真、お店からのお知らせのブログなどがあり、そういったコンテンツを見にサイトにきた人のうち、予約完了まで到達する人が1%だったとします。

そうすると、「見込み客からのアクセス数=100」×「成約率=0.01」=「予約数=2」となるのです。

予約が月に2件しかないのはとても極端な話ですが、WEBマーケティングはここでいう予約数を最大化するために、何をするべきかを考えて、実行していく仕事です。

上記の飲食店の場合、課題は「アクセス数の少なさ」と「成約率の低さ」に分解することができ、それぞれ下記のように仮説を立てることができるのではないでしょうか?

①アクセス数の少なさ
自社のWEBサイトを開設して間もない場合、なかなかアクセス数を一気に伸ばすことは難しいです。アクセス数を伸ばす方法としては大きく下記の2通りが考えられます。

(1)広告をかけて、露出を増やし、アクセス数を伸ばす

(2)サイト内のブログを頻繁に更新して、検索順位を上げ、アクセス数を伸ばす

それぞれのメリット・デメリットを考えながら、試してみる施策を考えるのです。

成約率=予約率の低さ
自社のWEBサイト経由で月に何件の予約が入っているかを計測すると、WEBサイトの場合は毎月のアクセス数の計測もできるので、成約率=予約率を求めることができます。

WEBサイトで最終的にしてもらいたい行動(予約なのか・問い合わせなのかなど)や業界・業種ごとに平均の成約率があることも多いので、まずは平均値に比べて、成約率がいいのか悪いのかを基準に改善を図ることができます。

WEBサイトの改善方法

上記で書いた通り、公式に当てはめて考えると、どこに課題があるのかが見えてきます。見えてきた課題を、WEBサイトの改善を通してどうクリアにしていくのかを考えるのが次のステップになります。

ここでは次の例をもとに考えていきたいと思います。

  • 小さな飲食店(席はテーブル4席×3/カウンター4席)をオープンさせた
  • 元々電話予約だったが、忙しい時間は電話を取れないことも多く、WEB予約に移行中
  • ブログやSNSの更新を頑張り、アクセス数を伸ばしてきた

課題)
自社WEBサイトへの毎月のアクセス数は伸びてきた(月平均1000アクセス)けど、予約にはなかなかつながっておらず、WEBサイト経由の毎月の予約数は10件程度にとどまっている。

ファーストステップとして公式に当てはめてみるとこんな感じ。

見込み客からのアクセス数=1000」×「成約率=0.01」=「予約数=10」

この場合、まず考えられる課題としては「成約率」の部分ですよね。
WEBサイトへ訪問した人のうち1%しか予約まで辿り着いていないのです。

そこで3パターンの仮説を立ててみました。このほかにも仮説はいろいろ立てられると思います。

①コンテンツがターゲットの知りたい情報とずれている
②WEB予約のページに辿り着けず、電話予約する人が多い
③WEB予約の際に入力する情報が多すぎて、途中で離脱してしまっている

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